ファッション・タトゥーの今

タトゥーとは、日本語で言うと入れ墨または刺青のこと。皮膚に墨を入れるという意味では、同じものです。ただし、言葉の持つイメージはかなり違っていて、入れ墨・刺青と言う場合は反社会的なネガティブなイメージが伴いますが、タトゥーと言うとおしゃれな感じでとらえられるようになります。
特に、最近はファッションとしてタトゥーを入れる若者が増えており、タトゥーという言葉はかなり一般的になりました。ワンポイント・タトゥー、ファッション・タトゥーなどという言葉も生まれ、タトゥー専門情報誌も複数出版されています。また、タトゥーショップやタトゥースタジオなど、あまりお金をかけなくてもオシャレに気軽にタトゥーを入れられる環境も整っています。
若者に人気の芸能人やアーティスト、海外セレブなどの中にも、自己表現としてのタトゥーをカッコよく入れている人が現れ、あこがれの存在になっている場合もあります。
しかし、深く考えずおしゃれのためにタトゥーを入れた若者たちの中にも、就職、結婚、出産などをきっかけに、それが社会的にハンディになることがあると気付く人が出てきます。後悔して、何とか消したいと思うようになる人も少なくありません。
よく言われる言葉に、「タトゥーを入れるのは簡単だけど、消すにはその10倍大変」というものがあります。費用も時間もかかり、消せない傷跡も残ります。自己表現の手段としてタトゥーがひとつの文化のようになっていること自体は、必ずしも悪いことではないかもしれません。でも、入れるなら、後のことも考えて後悔しないように入れるようにして欲しいなあと思います。